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プライムナンバー、シリーズAラウンドで約1.3億円の資金調達を実施。企業で課題のビッグデータ分析の“事前処理”を自動化する「 troccoⓇ」で、2020年には海外進出を目指す。

ビッグデータ分析基盤向けデータ統合自動化サービス「 troccoⓇ」(トロッコ)などを提供する、株式会社primeNumber(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長 田邊雄樹 以下、プライムナンバー)は、このたび、大和企業投資、SMBCベンチャーキャピタルを引受先とする第三者割当増資により、シリーズAラウンドとして総額約1.3億円の資金調達を実施しましたので、お知らせいたします。

今回の資金調達により、データテクノロジー関連エンジニアの採用促進やカスタマーサクセスチームの構築、広報・マーケティング機能強化などを行い、2020年の海外進出を目指して事業活動を加速させて参ります。

trocco

プライムナンバーが提供する「 troccoⓇ」について

企業にとって大きな課題だったビッグデータ活用・分析の「事前処理」を自動化

データテクノロジーカンパニーのプライムナンバーは、2018年10月にSaaS型のビッグデータ分析基盤向けデータ統合自動化サービス「 troccoⓇ(トロッコ)」の提供を開始致しました。

現在、世界中のさまざまな産業で、新製品やサービスの設計、商品企画、ユーザー獲得などを目的にビッグデータの収集・分析が行われています。私達の生活を取り巻くデジタルデータ量が飛躍的に増大する(※1)なか、国内企業においてもビッグデータの収集を積極的に行い(※2)自社のビジネスグロースに繋げようとする動きが生まれつつあります。

しかし、多くの企業では、このビッグデータ分析を行うための「準備」作業に課題を感じています。ビッグデータの分析にあたっては、大量のデータを取り込んで正しく処理ができるように、あらかじめさまざまなデータ種の事前処理(変換・統合)を行うことが必要です。これまでほとんどの日本企業では、各社のデータサイエンティストなどが膨大な時間をかけて手作業でデータ変換・統合といった「準備」作業を行ってきました。この「準備」にかかる工数は、ビッグデータ分析工数全体の「8割」にのぼるとも言われており、こうした非効率が国内企業のビッグデータ活用に遅れを生じさせているとも考えられます。

「 troccoⓇ」は、この課題を解決するSaaS型サービスで、初期費用0円、最短5分で利用開始が可能です。「 troccoⓇ」を利用することで、自社開発と比べ約95%の工数削減(※3)が見込めます。現状、国内最高の転送速度を誇るSaaS型データ統合サービスで(※4)、すでに総合エンターテインメント企業、大手ゲームメーカー、運輸企業、大手総合広告代理店など大企業を含む、約100社(※5)にご利用いただいています。

【 troccoⓇデモ動画】

【 troccoⓇオフィシャルページ】:https://trocco.io/lp/index.html

今後について

「 troccoⓇ」は、ビッグデータを扱う国内外すべてのデータウェアハウス導入企業がご利用対象となるサービスです。今回得た資金をもとに、2020年には海外進出を行い、国内外さまざまな企業のビッグデータ分析をデータ「準備」の観点から支援し、各社のビジネスグロースに貢献していく所存です。

参考:
(※1)(1) ICTの進化が促すビッグデータの生成・流通・蓄積 (総務省「ICTコトづくり検討会議」報告書)http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h26/html/nc131110.html

(※2)出典:ITR「ITR Market View:DBMS/BI市場2019」国内DWH(データウェアハウス)用DBMS市場規模推移および予測:提供形態別(2016年度~2022年度予測) https://www.itr.co.jp/company/press/190328PR.html

(当社では、ビッグデータを格納するDWH(データウェアハウス)用DBMS市場規模の拡大は、分析基盤向けにそれらビッグデータの統合を行う troccoⓇのポテンシャル市場規模の拡大も意味すると考える)

(※3)
初期開発の場合:
・自社開発:技術キャッチアップ、転送処理実装、インフラ構築=480時間/月
・troccoⓇ:設定=5時間/月

運用管理の場合:
・自社開発:運用保守=80時間/月
・troccoⓇ:運用確認=5時間/月

(上記数値はユーザーヒアリングをもとに算出。初期開発および運用保守を2年行った場合、約95%削減となる)

(※4)自社で他社製品との速度比較を実施した結果。プレスリリース発表時点

(※5)無償ユーザー数を含む

会社概要

データテクノロジーカンパニーのプライムナンバーは、提供するサービスにより、ビッグデータに関連した煩雑なシステム開発やオペレーション工数を削減し、戦略的なデータ活用業務に注力できる環境を提供することで、世界中の企業のビジネスグロースに貢献する。

  • 会社名
  • 株式会社primeNumber(英文名:primeNumber Inc.)
  • 設立
  • 2015年11月
  • 関係会社
  • 株式会社GRue
  • 本社
  • 神奈川県横浜市都筑区見花山1-30・3F
  • オフィス
  • 東京都目黒区青葉台1-14-17 S.Y.T Bldg中目黒 3F

※エンジニア・データサイエンティストを積極採用中:https://primenumber.co.jp/#recruit

代表プロフィール

代表取締役社長 田邊 雄樹(たべ ゆうき)
2001年、株式会社日本総合研究所に入社。主に製造業向けシステムコンサルティングやプロジェクトマネジメントに従事。その後、広告・マーケティングテクノロジーに関わるビジネスやプロダクト開発に携わり、株式会社プラットフォーム・ワンでの常務執行役員CPOを経て、2015年株式会社primeNumberを創業。

本件お問い合わせ先

広報担当
mail : pr@primenumber.co.jp